資料名(ヨミ) | ハチノヘチュウガッコウヒョウジョウウンドウカイ (トウオウニッポウ・1907ネン2ガツ1カケイサイ) |
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ジャンル名 | 新聞記事 |
時代 | 明治 |
西暦(和暦) | 1907年(明治40年) |
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解説 | 東奥日報・明治40年2月1日掲載 既電の如く去る廿九日午前九時より八戸類家池堤上に於て第二中学校の氷上運動会を開催せり此日朝来(てうらい)近来なる好天気にてありしかは見物人も意外に多数なりき会場(くわいぜう))の西方部に向つて大竿に無数の万国旗を翻へし来賓扣所は天幕を張り其の内□暖を執りて縦賓の便を興へる□例によりて整備□待(せいびおうたい)行届き定刻発砲の合図にて運動用意を□し其(それ)より生徒の靴の下にスケートを着け凍れる氷上に於て旗取、蜜柑拾、余興としては陸軍遊戯提灯競争二千ヤード競争数學競争等の各技を演したるか何しろ氷上の凹凸甚しきを以て□□滑る事□はさるか如きを見受けたるは遺憾なりし正午よりは病気中の木村中学長病を力めて臨場し生徒一同を参集して一場の□戒となして退場したるか病気中の木村の□戒□生徒□□に對して非常の感動を□□一□の□□を惹起せしめたり夫より来□□□□□の懸應ありて機午後一時再び開□片足競走、載嚢、スプーン、数学競争、障害物競走□□□して軍艦遊戯、三千ヤード、豆拾、考物競争、五千ヤード等を演じた□か何□滑□事を主としての運動□□□□□興味ありき殊にこの日は午後□□来る寒風□□花片□として降下□たるも生徒□□少しも意□せず却つ勇氣百倍して各技を演じたる□壮なりき特に五千ヤード競争の月桂冠は於本重義氏□落ち方□の拍手喝采転地も崩(くずる)許りなりし斯くして□(そこふ)る盛会を極めて閉会せるは午后三時過而して此日の五千ヤード優勝者於本重義氏に対して我社八戸市局よりは東奥日報二ヶ月分を寄贈して其の名誉を表するの微意とせり当日の来賓は船越、橋本、前田、石橋、松原、藤田、奈須川、接待其他諸氏□因当日は此道(このみち)の達人(たつじん)と稱せられ居る岩手県師範学校教員星半三郎氏は態々(わざわざ)来八せる上生徒の為め指導の労を執れるか氏の滑れる事□於□の巧妙なる責に感心の外なかりき当日の各技勝利者如左 (一)旗取一等圓子經雄二等中野多次郎(二)旗取一等石橋耕作二等月舘直次郎(三)蜜柑拾一等中野多次郎二等圓子經雄(四)蜜柑拾一等藤井□也二等岡山敬三(五)余興(陸軍遊戯)二年級赤勝(六)提灯競争一等吉田汎二等田端庄太郎(七)提灯競争一等須藤均二等月舘直次郎(八)二千ヤード競争一等於本重義二等島田幸一(九)豆拾一等須藤均二等籠田定憲(十)数学競争一等大村徳蔵(十一)旅行一等於本重義二等内田卯太郎 (暫時休息) (十二)片足競争一等古舘□□二等於本重義(十三)載嚢一等於本重義二等岡本敬三(十四)載嚢一等圓子經雄二等新井田孝一(十五)スプーン一等中里正春二等田端庄太郎(十六)スプーン一等圓子經雄二等村井□八(十七)数學競争一等藤井達也二等橋村匡也(十八)障害物競走一等浅水成吉郎二等於本重義三頭高松富次郎(十九)余興(軍艦遊戯)三年級赤勝(二十)三千ヤード一等漆澤忠雄二等白石純太郎三等中野多次郎(廿一)豆拾一等西村□二等岡山敬三(廿二)考物競争一等籠田定憲(廿三)五千ヤード一等於本重義二等藤井達也三等宮川善五郎四等島田孝一五等北澤義郎 |
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関連ワード | 新聞記事、 東奥日報、 氷滑り、 氷上運動会、 八戸中学校 |
資料ID | 001SAB_00089 |